あすなろの文化芸術活動

真のグローバル化を目指して

教養ある国際人を目指して、自国の伝統文化を知り芸術に親しむ機会を提供。
日頃から礼儀作法も指導しています。

グローバル化とは、日本人が多人種の環境の中で西欧人さながらに、ただただ英語を流暢に話すことを意味するのではありません。真のグローバル化は、まず自国を知り尽くすことから始まります。日本人の私たちが海外へ出て何を求められるか、何を話さなくてはならないかというと、それは必ず日本の文学、日本の社会、日本の芸術についての事柄なのです。一般的なホームステイの場でも、教育機関においても、ビジネスの世界に身を置いても、必ずそれらを問われます。日本から来たのに日本の文化芸術に関して何も意見を持たず話せないとなると、それは、世界的な場で日本人の役割を果たせていないということになります。それに、外国の方々にとって最も魅力的で興味深いと感じるのは、西欧化された日本人の姿ではなく、日本的な作法の美しさや考えのあり方なのです。ですから、最低限の教養として日本の習慣や礼儀作法を修めておくことは、真の国際人となる必要不可欠な要素なのです。あすなろは、若い皆さんが本当の国際人としてしっかりと根を張れるよう、学院内での生徒の皆さんの日本語の言葉遣い、挨拶、作法にも気を配り、出来る限りの指導をいたします。そして、単に外国に憧れて西欧風に偏るのではない、東洋人が東洋人として話すべき、節度ある美しい英語を身につけて頂くべく指導いたします。また折に触れ、文化芸術に生徒の皆さんの心が少しでも向かうよう、色々なイベントや読み物を通して、生徒の皆さんに発信して行きます。

本物の日本文化芸術に触れる「大人の遠足」

あすなろは英語教育を本分としていますが、真の国際人として社会に貢献する人材を教育するにあたり、自国の文化芸術をよく学び、心のよりどころとするための機会を提供する活動にも力を入れています。世代を超えた生徒間の交流を促進するため、中学生から社会人の生徒のグループで一日行動を共にすることも、会の目的です。

詳細は→「大人の遠足」

あすなろ主催ピアニスト田尻洋一の「音楽の王道」

年に2回、ピアニストの田尻洋一さんのコンサートを主催。高校生が日本語と英語でプログラムの曲目解説を担当する他、会場案内のボランティアを通して社会勉強の場を設けています。曲目は、大人になるまでに教養として知っておいた方がよい、クラシックの名曲ばかりをセレクト。若人の貴重な体験の場となっています。

過去の開催、生徒の曲目解説例は→「音楽の王道」 

姿勢から言葉遣いまで。日常に関わることもしっかりと指導

勉強をする際に背中が曲がっていたり行儀がよくなかったりすると、必ず講師やスタッフが注意をします。姿勢や行儀は、社会生活を送る上でも大切なものです。また、敬語を含め正しい日本語を話せるように、出来る限り皆さんの言葉に気を配り、間違えている場合には正しく言い換える指導をしています。生徒さんたちは「うるさいなあ」と思うかもしれませんが、皆さんがよりよい社会人になるために、少しでも多く気づいて学んでほしい。そんな思いで、細心の注意を払って皆さんと接しています。